konami21’s diary

少ないもので幸せに暮らす

心の整理

長女が中学校を卒業して、しばらくなんだか心の整理がつかず、色々な思いが頭を巡り、収拾がつかない状態でした。

 

長女が中学に入学するとき、長女が幼稚園生の頃住んでいた地域に6年ぶりに戻りました。以前付き合いのあった友人と再会して、また前みたいに付き合っていけたらいいなと思っていました。

 

子どもの環境のことでたくさん悩みができて、悩みを聞いてくれる友達も少しはいたけれど、今となっては、もっと助けを求めてもよかったかもしれないなと思う自分もいます。また、違った友人関係になったかもしれないという、ちょっとした後悔です。

 

長女が入学する高校では、もう少しだけ、困ったことがあったときに相談できる友人を作れたらいいなと思います。

 

あとは、東日本大震災の起こった当時の日本の状態と自分の心の状態をリアルに思い出してしまい、辛くなりました。

 

あの頃は、毎日泣いていました。被災された方のことを知るたびに自分の今置かれている状況がどんなに恵まれているか確認し、感謝するべきだと感じわたしの悩みなんてちっぽけでなんてくだらない人間なんだ、できれば亡くなられた方にこの命を捧げたいとさえ思い、毎日ずっと泣いていました。

 

7年経ったけれど、わたしは相変わらずあまり成長していないようで残念です。

 

あの時、わたしが立ち直れたのは、せっかくのこの命を大切にしなくてはと考えさせられ、頑張って生きて行こうと思うことができたのは、自分が一人ではないと気が付いたからだと思います。

 

多分、家族や家や仕事、全てをなくした方々がたくさんおられただろうけれど、与えられ命を精一杯生きている姿に感化されたし、挫けそうなときはいつも思い出します。わたしの悩みなんてちっぽけだな、と。

 

時に立ち止まって、自分は少しは成長したのか、誰かの役に立つことはできたのか、周りに居てくれる人を大切にできているのか、そんなことを考えたいと思います。

 

人生も折り返しに来た今日この頃ですが、一日を大切に過ごしたいと改めて思いました。

 

良い一日をお過ごし下さい。